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GF 型インプレッサのインパネ外し / ETC 取り付け


概要

 1998 年式 インプレッサ スポーツワゴン C'z (後期型 GF1) に ETC 車載器 (アンテナ分離型, J-HP101B) を取り付ける。

 車載器はカーステレオ下の小物入れに収納し、電源はカーステレオの配線から取る。このため、一度インパネを外す必要がある。

工具
インパネ外し
  1. コンソールボックスの蓋を開けると、プラスチック製の丸いネジ頭隠しが 2 つ見えるので、これをマイナスドライバーなどで外す
  2. ネジの頭が出てきたので、これをプラスドライバーで外す。外したネジやネジ頭隠しなどは、なくさないようにコンソールボックスの蓋に置いておく。(後期型 GF1 はこういったかゆいところに手が届く装備が嬉しい)
  3. ネジを外したらハンドブレーキカバー後部を指で持ち上げる。ゆっくり前のほうに向かって持ち上げると後ろから順にカバーが外れるので、ハンドブレーキを抜いて取り外す。電動ドアミラー用の配線は外してもいいし、外さずに横にどけておいてもいい。
  4. シフトレバーのブーツを下に押し下げて外しシフトノブを反時計回りに回し取り外す
  5. シフトレバーカバー後部を手で持ち上げ、手前に抜き取るようにシフトレバーカバーを外す
  6. センターコンソールパネルカバーはこのあたりにツメが隠れており、下部から外していく。まずこのあたりにドライバーを差し込み、手前にひねってツメを外す。左側も同様にツメを外したら、両側をしっかり持って手前にゆっくり引き、上部のツメも外すと灰皿ごとカバー全体が外れる
  7. カバーや灰皿は横にどけておきカーステレオと小物入れのフレームを固定しているネジを外すとユニット全体を手前に引き出すことができる。
ETC 取り付け
  1. ETC 車載器にはアクセサリ電源 (ACC) とアース (GND) が必要だが、この車は社外品のカーステレオを取り付ける際にハーネスを付けているためそれぞれのラインにタグがついていてわかりやすい。
  2. ETC 車載器には電源とアンテナそれぞれのケーブルのコネクタがある。小物入れをフレームから外し、ETC 車載器を合わせておおまかなコネクタの位置を決め、電動ドリルドライバーで穴を開ける。いきなり大穴を開けるのは無理なので、小さい穴を開けてプラスドライバーをリーマー代わりに拡げる。カッターの先が差し込める程度の大きさになったらカッターで切り拡げるほうが楽だし綺麗に仕上がる。穴を開けるときは頻繁に ETC 車載器と合わせて修正するとよい。完成図はこちら
  3. 電源ケーブルをカーステレオのラインにつなぐ。電源ラインは取り出しコネクタが付いているので、プライヤーで ACC ラインにしっかりかしめる。アースラインは車体でアースしてもかまわないが、今回はアースラインにネジ留めする。
  4. アンテナケーブルをセンターコンソールの裏側から出し、運転席の足下を通してダッシュボードに引き回し、アンテナを設置できることを確認する。これが今回最大のミスで、万が一ケーブルが落下したときのことを考えると運転席側ではなく助手席側を引き回したほうがよかったと思う。
  5. 引き回しの確認をしたのち、ETC 車載器を小物入れに貼り付ける。ここでもミスっており、アンテナ貼り付け用の両面テープを車載器貼り付けの際に (不要なのに) 使ってしまった。おかげでアンテナ取り付けの際、手持ちの両面テープを別途使う羽目に。
  6. 小物入れをカーステレオのフレームに元通り取り付け、フレームをセンターコンソールに取り付け、といった解体と逆の手順で組み付けを行い、インパネ外しの最初の状態まで復元する。
  7. ETC アンテナをダッシュボード上に貼り付ける。アンテナケーブルはガラスとダッシュボードの隙間に押し込みながら引き回し、ウェザーストリップとインパネの隙間に押し込んで下に回す。タイラップや両面テープ付きのケーブルクランプを使ってヒューズボックスやステアリングコラムの裏側に固定し、運転するとき足に干渉しないよう注意してセンターコンソール裏まで引き回す。ケーブルの長さが余った分はタイラップでまとめて邪魔にならないところに固定する。
  8. できあがり。小物入れの使い勝手やほこりのことを考えて ETC 車載器は天地逆に取り付けているため、カードも裏返しで挿し込む必要がある。

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