と言ってもつくば行ってきただけだが。
驚いたのは思ったより実害のあったお宅が多かったこと。瓦葺きの屋根の棟瓦 (屋根のてっぺんのエッジに並べてある瓦) が落ちてしまいブルーシートをかけてある家がそこらじゅうにあった。数えたわけではないが、瓦屋根の家の 1 割くらいはどっかしら壊れてるような感じ。
それに対してスレート葺きの屋根はほぼ無傷といった様子で、一軒だけ棟のところにシートがかかっていたくらい。割合にしたら 1% にも満たないかな。
塀もかなりの被害があったようで、完全に崩壊してしまっているところもいくつか見たし、大きなひびが入っているところもあった。多かったのは笠木 (塀のてっぺんに載せる少し張り出した石) が落ちている塀。ブロック塀で壊れているところはほとんど見なかったが大谷石などの石塀は弱かったようで、かなりの割合で笠木がなくなっていた。
茨城県が被災地といっても身内の被害がほとんどなかったこともあり、いままでそこまでの実感はなかったが、やはり行ってみると違うものでこっちよりだいぶひどかったんだな、と感じさせられた。